- 2015-06-25 (木) 8:06
- ブログ
おはようございます 浜崎です
芸人が書く本格的な小説
芥川賞の候補になる
という見出しをみて衝動的に
買ってみました
読んでみての感想
芸人としての考え方がおもしろかったし
感動もあったので読んでみてよかったと思います
芥川龍之介や太宰治が書いた小説では
書かれた時代も環境も現代とは違いすぎて
なかなか理解しにくいところもありますが
この火花は、同じ年の又吉さんが書いているので
わかりやすくて共感しやすかったです
読んでいくたびにそうそうこんなことあるよね
とかこんな風に悩むことあるはーと思いながら
楽しく読むことが出来ました
最後の方に
売れない芸人の末路
が現実的に描かれていて
こんな人生嫌だなと
暗い気持ちになりました
これを読んだ人は多分芸人に
なりたいと思わないんじゃないかと
思いました
又吉という人にすごく興味がでてきました
芸人の世界で生きてきて大変な思いもしたような人が
書きたかったことはこれだけなんだろうか
小説を書いてみてどんな変化があったのだろうか
といろいろ気になる人だなと思いました
次回作も読んでみたいなと思っています