- 2024-07-03 (水) 8:35
- ブログ
おはようございます
☀️
奥村です!
😆
最近雨ばかりで外に出づらいですね
😣
今回は梅雨の時期に起こる症状を東洋医学的に診てみようと思います!
6月、7月の梅雨の時期になると、身体が重い、だるい、疲れが取れない、気分が乗らないなどの症状が出ます
東洋医学では、天候と体調は影響し合うと考えています
梅雨の時期は湿気が増えて湿気によって、最も影響をよく受けやすいのは胃腸です
食欲がでない、もたれるなどの症状が出やすくなります
湿気は身体の手足の浮腫を生じやすく、身体が重い、だるく感じられたり湿気により食物の消化力が落ちると、十分なエネルギーが補給されず、疲れやすくなると東洋医学では考えられています
また、外気湿気が多い状態は、例えれば「プールの中を歩いている」ように、動きは緩慢になり、エネルギーも消耗しやすくなるのです
身体だけでなく、湿気はこころにも影響を与えると考えられてきました。特に気分がのらなかったり、落ち込みやすくなる傾向があります
梅雨の湿気の影響を受けやすいのは体質とも関係があります
もともと胃腸が弱い方、水分を身体に溜めやすく、浮腫がちな体質が、湿気により影響を受けやすいと考えられています
こようようなことを東洋医学では、風(ふう)、寒(かん)、暑(しょ)、湿(しつ)、燥(そう)、火(か)という6つの気候の変化(六気)を受けると考えられており、この六気が身体の適応力を超えるほど激しく変化して体調の不調を引き起こす作用があると考えられてます
それぞれ、風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪(熱邪)と呼びます(六つ合わせて「六淫」ともいいます)
今回は色々な症状がありますが一つ紹介します
「湿邪」によって「水」が体のいろいろな部位にとどまったり・偏在することでさまざまな症状を引き起こすことを「水滞(水毒)」といいます
もともと体質的に「水滞(水毒)」の傾向がある方は、湿邪によってさらにその傾向が強まり、症状が悪化することが多いので、とくに注意が必要です
水滞(水毒)」による症状は
「水」の巡りが身体全体で滞ると、頭痛や頭重感、めまい、頻尿・膀胱炎、手足の冷え・むくみや重だるさなどがみられます
とくに胃腸などの消化器(東洋医学では「脾」といいます)はもっとも「湿邪」におかされやすく、ここに「水」が滞った場合には、胃もたれや食欲不振、吐き気、下痢などの消化器症状がみられます
消化の力が弱まると、疲れやすくなったり身体がだるくなったりします
胸のあたりで滞っている場合は、水様鼻汁や痰、咳、喘鳴(呼吸をするときに、ヒューヒュー、ゼーゼーなどと音がすること)などがみられやすいです
また、関節に「水」が滞り、関節の痛みやこわばりなどがみられる場合もあります
このように水滞(水毒)はさまざまな不調をひきおこしやすいので、水滞(水毒)の傾向がある場合は少しでも「水」が滞らないよう、巡りを良くするほうが良いです
そのためには適度に身体を動かすことが大事です!
筋肉(とくに下半身の筋肉)が少ないと、筋肉がポンプのように働いて体内で水分や血流を循環させる力が落ちてしまうため、水滞(水毒)の原因になります
「運動は苦手」「忙しくて運動する暇がない」という方も、毎日の生活で階段を使ったり、一つ手前の駅で下車して歩くなど、できる範囲で身体を動かすよう意識するほうが良いみたいですね
また、夏でもお風呂につかって身体を温めることも効果的です
水分を一度にたくさんとらず、少量ずつこまめに摂るなどの工夫も有効です。「湿邪」の影響を受けやすい胃腸を守るため、暴飲暴食を避けましょう
また、蒸し暑い季節ですのでエアコンをかけたり冷たい飲食物を口にしたりもすると思いますが、冷えがあると胃腸の働きが低下して「脾」に「水」が滞ってしまいますので、身体を冷やしすぎないように気をつけていきましょう!
今回は水毒について紹介しましたが他にも東洋医学的に考えると色々な症状があったりするのでまた紹介していきますね!
この時期におすすめのツボを紹介します
👍
足なら三陰交や陰陵泉
手なら陽池や内関などがあるので
むくみがひどい時やしんどい時に押してみてください!
またお灸もオススメです
😊
今日もすこやかでお待ちしております
💪💪💪